経験=実力?
プロフェッショナルと呼ばれるために必要な時間は、
約1万時間と言われている。
新卒から10年経てば、概ね33歳くらい。
ある程度の経験を積むと、自分のカタチが出来てくる。
10年の経験は良くも悪くも人を大きく変化させている。
考え方や行動が凝り固まっているなと感じるてしまう人が少なくない。
もしかすると、いや多分、自分自身もそういう部分もあると思う。
自分のカタチが出来ることは、ある意味では自分を楽にしてくれる。
けれど、それは自分に関わる人を必ずしも楽にしているわけではない。
今日、出会った人を見ていて感じた。
それは経験がそうさせたのではなく、性格などの問題かもしれないけど、
教師という職業をやっている人間にとっては、
物事の尺度が自分本位になることは危険だと思った。
「教師を志した初心を忘れず、変化を受容しながら歩みを続ける」
この夏の研修で出会った転職先生から頂いた言葉だ。
奇しくも、今日出会った人と、この言葉をくれた人は同年代だ。
自分の経験に誇りや自信を持つことは大切だけど、
それを言い訳に成長することを止めてははいけない。