一般企業への転職を考えている先生へ
「教師は世間知らず」
このマインドセットが一体どれだけの可能性を潰しているのだろう。
一般企業から教員へ転職した経験から言えることは、
教師が世間をしらないのではなく、「世間が教師を知らない」ということだろう。
学校の先生がもっているスキルは十分にビジネスにも転用可能だと思う。
ただ、「教師」という人材が、どのようなポテンシャルを持っているか、
それがビジネスパーソンと比べてどうなのか?ということを
世間は全く関心もないし、積極的に活用しようとはしていないだけなのだ。
では、なぜ「先生」から「ビジネスパーソン」への転職に可能性を感じているのか
簡単な例をあげてみたい。
例えば授業スキルがあげられる。
誤解を恐れずに言ってしまえば、授業とは究極のプレゼンテーションだと感じている。
(ここでは、授業やプレゼンの言葉そのものの定義は明確にはしないが)
営業をしていた経験からこれはかなり断言できる。
もう少し焦点化して話すと、「人を惹きつける力」「物事を体系的に説明するスキル」
「相手に合わせて網羅的な情報を取捨選択するスキル」などが
先生が一般企業にいっても転用可能な武器だと考えられる。
このブログを読んで頂いている方は、
転職について何かしらのお考えがある方が多くあると思う。
先生は教えるプロであり、学びのプロだ。
転職を考えている業界や業種について徹底的に調べて抜いて頂き、
関係する人に出来るだけ会って頂きたい。
今まで培われてきたスキルに焦点をあてて、
それを強みとして話をして、相手に響くものが必ずあると思う。
そういう業界や会社への可能性を信じて一歩踏み出されても良いのではないだろうか。
自分に出来ることがあれば可能な範囲でご相談にも乗ります。